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今だから「絵はがき」を出すのも楽しい!

今だから「絵はがき」を出すのも楽しい!

本棚を整理していたら、以前、東京神保町で買った1960年前後のアメリカのレトロなポストカードが出てきました。
今SNSが全盛の時、最近では滅多に出すことがなくなりましたが、あえて手書きの文を添えて出すのもいいかもしれませんね。
ということで、そんな「絵はがき」についてのお話です。

1960年前後のアメリカのレトロなポストカード
1960年前後のアメリカのレトロなポストカード

ちょっとハガキの歴史

日本には、いつ登場した?

当時、世界で最も郵便事業の進んだイギリスを参考に、日本で1870年(明治3年)郵便事業が創設されました。
その3年後の1873年(明治6年)に「通常ハガキ」(郵便局が販売している切手を貼る必要のないハガキ)が発行されています。
「私製絵ハガキ」(自分で作ったはがきを意味し送る場合には別途切手が必要)は1900年(明治33年)から使用が認められました。

最初に発行された通常ハガキは縦二つ折りタイプのもので、開いてその内側に文書を書くスタイルでした。
当時のはがきには、
「他見ヲ憚カラス又上包ヲ要セサル短文通ヲ低税ニテ往復ノ便宜ヲ開クヘキ為メ之ヲ各地郵便役所及ヒ取扱所ニテ可売下事」訳すと→
「この手紙の内容は他人に読まれちゃう可能性があるけど、その分安いです!」
と印刷されていました。
この形態が進化をしていき現在の通常ハガキとなっていきました。

「私製絵葉書」ブーム

私製絵ハガキが認可されて以降、風景絵ハガキや美人絵ハガキがブロマイドとして人気になり、また日露戦争(1904〜05年)の記念絵ハガキが一大ブームになりました。そうして、全国に絵葉書専門店が次々と開店し庶民に浸透していきました。

参考:絵葉書資料館

年賀状はもっと古かった!

年賀状の歴史は平安時代までさかのぼります。藤原明衡が作った手紙の文例集『明衡往来(めいごうおうらい)』に正月の文例があり、これが日本最古の年賀状といわれています。
同時に平安時代頃から「年始回り」の習慣も広まり、江戸時代になると書状で挨拶を済ませることも増えていきます。
この年始回りを簡略化したものが年賀状のルーツだといわれています。

1960年前後のアメリカのレトロなポストカード

世界の絵ハガキは

グリーティングカード(greeting card/クリスマス・誕生日・結婚などに祝いの言葉を書いて贈るカード)のやりとりがその始まりで、世界で初めて登場したのは1840年代のイギリスでした。それは当時「バレンタインカード」と言われていました。
その後「クリスマスカード」なども出てきたようですが、一部の特権階級の間でのみの やりとりだったようです。

1860年代に入ってようやく一般にグリーティングカードが販売されるようになりました。
そのグリーティングカードが「絵はがき」というスタイルで贈られるようになったのは、1870年~1871年頃のことで、ドイツ・ベルギー・ウィーンなどで登場しました。
1900年代に入り、各国で相次いで宛名面の一部を区切って通信欄にすることが採用され、より実用的で芸術性の高い絵葉書が発行されるようになりました。

そうして、1902年フランス・イギリス、1905年ドイツ、1907年日本、1907年アメリカ、「絵ハガキ」のブーム到来によりヨーロッパ中で収集を目的とした専門雑誌や熱心なコレクターが誕生していきました。

アメリカで「絵ハガキ」が“Post Card”(ポストカード)という言葉が使われるようになったのは、1901年12月24日からだそうです。

1960年前後のアメリカのレトロなポストカード

「絵ハガキ」のまとめ

現在では、多種多様なジャンルやデザインだけにとどまらず、材質、形状、仕掛け(音が出る、絵柄が動く、写真出てくる)、透かし、など見て触って動かして、楽しみ遊ぶ絵ハガキが販売されています。
また、ヴィンテージ&アンティークなポストカードもネットオークションやネット通販、アンティークショップで購入できます。

オシャレなモノは、好きなジャンルをコレクションしたり、額縁に入れて飾ったりとインテリアにいいですね!

そして今の時代だからこそ、お気に入りの絵ハガキに手書きの文章で出すのも一考かもしれません。
やはり手書きの文章の方が気持ちは伝わりやすい よね。