扱いにくく心許ない食具だけど多彩な機能がある「箸」
語源は鳥の嘴(はし)あるいは端(はし)ともいわれていて、食物などを挟むのに用いる2本で一対の細い棒「箸」、使い方は“つまむ・挟む・押さえる・すくう・裂く・のせる・はがす・支える・くるむ・切る・ほぐす・ […]
語源は鳥の嘴(はし)あるいは端(はし)ともいわれていて、食物などを挟むのに用いる2本で一対の細い棒「箸」、使い方は“つまむ・挟む・押さえる・すくう・裂く・のせる・はがす・支える・くるむ・切る・ほぐす・ […]
ガラスは透明で硬く、清潔な雰囲気のなかにいつまでも美しく輝き続けるという印象に加えて、一瞬にして砕け散ってしまう儚さも備えていいます。自分も江戸切子のグラスや器やら琉球ガラス、昭和レトロな氷コップなど […]
台所には様々な素材のキッチン道具が並んでいますが、昭和の時代、ガス台の上に載っていたのは花柄模様の両手鍋、またお婆ちゃんがぬか漬けを作っていた円筒形の保存容器など、そんなホーロー製品がキッチン道具の主 […]
剣道の面手ぬぐい(通常は“面タオル”という)でもお世話になっていますが、いつもそこにあり通常のもので、でも一体いつからあるものなのだろうか、と気になり調べてみました。 手拭(てぬぐい)とは、洗顔、入浴 […]
キッチンのシンクの端っこに、また学校の流しの隅っこにちょこんと置いてあったりした、茶色くてゴワゴワ、にぎるとちょっぴり痛い掃除道具の束子(たわし)。そんな束子がこの世に誕生したのは明治のこと。その元祖 […]
南部鉄器は、17世紀中頃、南部藩主が京都から盛岡に釜師を招き、茶の湯釜をつくらせたのが始まりといわれます。良質な鉄等(砂鉄)の原材料に恵まれたことや、藩が保護育成に努め各地より多くの鋳物師、釜師を召抱 […]
とてもユニークな名前と形がすごくシンプルでかわいらしい容器ですが、れっきとした日本の焼き物です。 鎖国の江戸時代に、海外との交易が唯一許された長崎・出島から輸出用に醤油や酒をつめた専用の瓶が「コンプラ […]
スライスしたパンをトースト(toast)“パンの両面をこんがり焼いく”ということを始めたのはイギリスで1600年代の後半まで遡るそうです。 肉汁やスープなどを残さずきれいに食べるためのパン切れが、水分 […]
「やかん」とは鉄・ステンレス・アルミニウム・アルマイト・銅・真鍮等の素材で作られていて、直接火などの熱源にかけて湯を沸かす道具です。 「やかん」は“薬缶”と書き、読んで字のごとく薬に関係するものでした […]
箸置きとは、箸を置くために用いる小物、箸が直接卓上に触れてしまうことがないようにするのための道具です。 飛鳥時代(7世紀頃)、神社で神々にお供え物を捧げる際に用いられたもの、両端が持ち上がり箸を包み込 […]