日本を象徴する「菊」の奥深い世界
日本を代表する花は、というと“さくら”と答えるでしょう、ですが、日本を象徴する花といえば、“菊”と答える人が多いと思います。それは、デザインとしても日常的に見かける、とても身近な花で、皇室では家紋とし […]
日本を代表する花は、というと“さくら”と答えるでしょう、ですが、日本を象徴する花といえば、“菊”と答える人が多いと思います。それは、デザインとしても日常的に見かける、とても身近な花で、皇室では家紋とし […]
日本人が長く親しんできた秋の花といえば、菊をイメージする人は多いでしょう。花見といえば春の桜ですが、江戸時代では菊の花を眺めて楽しむ「菊見(看菊)」があったそうです。 茶屋の菊見の席で、菊で作られた帆 […]
冬の雪、秋の月、春の花、四季おりおりの風雅な眺め「雪月花(せつげつか、せつげっか)」という言葉があるように、日本には「雪見」をする文化がありました。ということで、前回の「月見」続きの「雪見」についての […]
赤、青、黄、緑、群青色や深緑、小さい頃その箱を開ける時、いつも心がときめきました。誰もが一度は使ったことがあるクレヨン、とにかく小さい頃は絵を描くのが好きで、それで窓の磨りガラスや畳に描いて怒られたの […]
「火の鳥」というと、手塚治虫氏の言わずと知れた名作、宇宙の始まりから終焉まで不死の存在である火の鳥を通して描いた漫画作品ですが、炎をまとった鳥という容姿から、西洋のフェニックスや東洋の鳳凰・朱雀と同一 […]
八角形と四角形を組み合わせた文様を、蜀江(しょっこう)文様といいます。蜀江とは3世紀頃に中国で栄えた蜀(四川)の首都を流れる河のことで、この地域では古くから多彩な絹織物を産出し、この織物を蜀錦(しょっ […]
盆栽(ぼんさい)とは、樹木(主として大きな木)を小さな植木鉢に植えて適当な管理によって、その植物の自然の姿を壊さないままミニチュア化して育てる園芸。日本で発達した伝統文化の一つで、大自然の趣を再現する […]
平安時代にはすでに、仏像などの装飾品に描かれていたこの六角形の幾何学文様、この形状が植物の大麻(おおあさ)の葉に似ていることから「麻の葉文様(麻柄)」として親しまれてきました。なお、大蛇のウロコが発祥 […]
ガス灯が灯る文明開化の街並みから日清・日露戦争まで、明治時代を描いた最後の浮世絵師ともいわれている小林清親(こばやしきよちか/1847年-1915年)、西洋の遠近法や陰影法を取り入れた光と影のうつろい […]
引札とは、現在のチラシや折込広告、手配りのビラにあたる明治から昭和初期にかけての広告チラシです。語源は定かではありませんが、“お客を引く札”から引札、という解釈と、古くは「配る」ことを「引く」と言って […]